確定拠出年金の定点観測記事です。前回の記事(2022年7月)はこちらになります。ですので1年ぶりですね。
前提環境
初めに私は企業型の確定拠出年金になります。個人型ではありませんのでご注意ください。これが重要な理由として、投資可能な商品に制約があるということになります。会社が指定した運用会社、運用機関などラインナップが指定がされていますのでその中から選択することになります。
ちなみに、皆さん大好きなeMAXIS Slimシリーズは個人型確定拠出年金(イデコ)であれば、以下のように多くの証券会社で取り扱いがあります。個人型の方は、どのような商品で運用したいかをある程度考えた上で證券口座を準備するのが良いかと思います。
運用状況
確定拠出年金の運用を始めて概ね10年は経過しました。
現在の資産運用状況は以下となります。
- 掛け金累計額:約700万円 ※あえて曖昧にしています
- 時価評価額 :約1,010万円
- 運用利回り :約9.5%
1年前から比べると+200万円ということで株高の恩恵を受けながら順調に時価評価額を増やしています。
後ほど投資商品について触れますが、外国株式で運用をしているため円安の恩恵が大きいです。円高に触れたら大きく下落するでしょう。正直まだ20年以上運用するので、今は一度下落してくれても良いという思いもあります。積立投資は投資初期に買付単価を下げるのが一番効果があるため。
ポートフォリオ
投資先商品はいずれも、パッシブ型のインデックスファンドを中心に運用しています。選択可能な商品の中で、各分野で最も信託報酬が低いものを選択しており、例えば海外株式ファンドであれば0.15%程度かと思います。(オルカンが0.11%程度だったかと思いますので、それなりに勝負できているのかなと)
資産配分は以下の通りです。
No. | 保有商品 | 保有割合(%) |
---|---|---|
1. | 野村外国株式インデックスファンド(MSCI-KOKUSAI) | 95 |
2. | 銀行1年定期預金 | 5 |
コロナ禍による株価下落のタイミングで債券に関しては売却を進めて、株式へスイッチを完了しています。
一部定期預金で残っていますが、これも運用に回したいところ。さてどうするか。
投資している、「野村外国株式インデックスファンド(MSCI-KOKUSAI)」は日本株が含まれていませんので、国内株式への投資もありかなと思います。外国株式に投資するのと比較して為替リスクも無いですしね。
また、海外の金利が高いということもり、MMFの運用利回りが5%近くになっています。為替リスクがありますがそれを踏まえた上でMMFにしてみるのも面白いか? 悩ましいところでまだ結論が出ていません。
なお、毎月の積立は海外株式ファンドが100%です。最終的には株式100%のポートフォリオで良いとは思っています。(なら今すぐそうしろという話ですが...)
まだ20年以上の運用期間があります。これは有名でよく引用される資料ですが「株式投資」という書籍からの資料です。米国株式における分析結果ですが、長期保有により株式はマイナスになる可能性が無くなっています。長期的な視点に立つのであれば、株式ベットが合理的と考えているわけです。
まとめ
以下のツイートでも載せたのですが、確定拠出年金というのは我々若い世代にとって非常に強力武器になると思っています。老後資金を自分で貯めないといけませんので、適切な運用を少しでも早く・長くやっていきたいですね。
今アラサーな訳だが、確定拠出年金の運用額が現在700万円を超える。仮にこのまま拠出がないと仮定しても6%で回れば30年で4200万に育つわけか。完全な妄想だが強いな。(現実的には元本もまだ増えるし pic.twitter.com/LM22xb0beY
— hydech (@hydech6004) 2022年2月27日