確定拠出年金の定点観測記事です。前回3月の記事はこちらになります。
前提環境
初めに私は企業型の確定拠出年金になります。個人型ではありませんのでご注意ください。これが重要な理由として、投資可能な商品に制約があるということになります。会社が指定した運用会社、運用機関などラインナップが指定がされていますのでその中から選択することになります。
ちなみに、皆さん大好きなeMAXIS Slimシリーズは個人型確定拠出年金(イデコ)であれば、以下のように多くの証券会社で取り扱いがあります。個人型の方は、どのような商品で運用したいかをある程度考えた上で證券口座を準備するのが良いかと思います。
運用状況
私の年齢はアラサーくらいです。(すみません、一応幅をもたせてざっくりの記載にさせて頂いています)確定拠出年金の運用を始めて概ね8年は経過したくらいと思って頂ければと。
現在の資産運用状況は以下となります。
- 掛け金累計額:約600万円 ※あえて曖昧にしています
- 時価評価額 :約820万円
- 運用利回り :約9%
3月時点から比べると+50万円ということで回復してきています。円安は勢いがやや落ち着きつつある状況下の中、米国株式を中心に株価が回復しており、その結果が反映されています。まぁ受け取るのは30年以上先ですので誤差みたいなものです。
ポートフォリオ
投資先商品はいずれも、パッシブ型のインデックスファンドを中心に運用しています。選択可能な商品の中で、各分野で最も信託報酬が低いものを選択しており、例えば海外株式ファンドであれば0.15%程度かと思います。(オルカンが0.11%程度だったかと思いますので、それなりに勝負できているのかなと)
資産配分は以下の通りです。
No. | 保有商品 | 保有割合(%) |
---|---|---|
1. | 野村外国株式インデックスファンド(MSCI-KOKUSAI) | 91 |
2. | 野村外国債券インデックスファンド | 2 |
3. | 銀行1年定期預金 | 7 |
コロナによる暴落前は債権比率が今以上に大きく、徐々に株式ファンドにスイッチを実施していました。それでも10%程度債券が残っていたので、近年の円安の影響を考慮して一度日本円(銀行定期預金)にスイッチしています。円安が落ち着いたら外国株式ファンドへのスイッチを考えているのですが、本来はタイミングを図らず自分が理想としているポートフォリオにするのが良いのでしょうね。まぁ一部を現金で持っておくのも緩和剤として良いでしょう。
なお、毎月の積立は海外株式ファンドが100%です。最終的には株式100%のポートフォリオにする予定です。まだ30年以上の運用期間がありますので、株式100%で良いと考えています。これは有名でよく引用される資料ですが「株式投資」という書籍からの資料です。米国株式における分析結果ですが、長期保有により株式はマイナスになる可能性が無くなっています。長期的な視点に立つのであれば、株式ベットが合理的と考えているわけです。
まとめ
以下のツイートでも載せたのですが、確定拠出年金というのは我々若い世代にとって非常に強力武器になると思っています。老後資金を自分で貯めないといけませんので、適切な運用を少しでも早く・長くやっていきたいですね。
今アラサーな訳だが、確定拠出年金の運用額が現在700万円を超える。仮にこのまま拠出がないと仮定しても6%で回れば30年で4200万に育つわけか。完全な妄想だが強いな。(現実的には元本もまだ増えるし pic.twitter.com/LM22xb0beY
— hydech (@hydech6004) 2022年2月27日