はじめに
さて、9月分の配当金が振り込まれたので見ていきたいと思います。
私の米国高配当投資を担っている「iシェアーズ・コア高配当株ETF(HDV)」からになります。
ちなみに、前回の配当金の状況はこちらです。
www.good-investor.onhydech.com
米国経済の動向:米中貿易問題。「重大な第1段階の合意に達した」
大きく世界経済が中国と米国の状況に振り回されている状況は変わりありません。もはや日本が影響を与えることなど全然ないのです。
中国は米国の農作物の購入を拡大、それを踏まえて米国では、中国製品への追加関税率引き上げを見送ることを発表しています。
その影響か直近数日では株価が上昇傾向です。
iシェアーズ・コア高配当株ETF(HDV)
HDVという商品の情報に関して再掲しておきます。
iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFは、配当水準が比較的高位の米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。
米国の有名、優良企業の株式に投資します。
財務状態が健全であり、配当金を支払っている企業の株式75銘柄に投資できます。
インカム獲得を目指すために活用できます。
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239563/ishares-core-high-dividend-etf
以下は組み入れ上位銘柄ですが、皆さんがよく知っている企業が含まれていますね。75銘柄が心もとないとか少ないと思う方も少しいるかもしれません。VYMは400銘柄近いですからね。とはいえ、分散は充分かと私は思っています。
HDVのセクター別の組み入れ割合です。「エネルギー、通信、生活必需品、ヘルスケア」など手堅いセクターが多いですね。VYMは金融が最大の割合を占めていますので同じ高配当銘柄でも毛色はことなります。
基本的に大型株へのバリュー投資に近い商品で、高配当銘柄へ投資していくのはご存知の通りです。
iシェアーズ・コア高配当株ETF(HDV)の基準価格推移
こちらは、HDVの基準価格の推移です。
米国と中国の貿易問題の影響を受けて、乱高下しているのは他の米国経済への投資商品と同様です。
買い増しする場合は、90ドル付近でエントリーしたいですね。
iシェアーズ・コア高配当株ETF(HDV)の配当
それでは一番気になる分配金情報ですが、VYM同様にここ最近では最大の配当ではないでしょうか。
1枚あたり 0.857 米ドルになります。分配金の利回りは、3.37%で、高配当な銘柄です。
- 2019年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2019年9月 | 0.857 |
2019年6月 | 0.750 |
2019年3月 | 0.822 |
合計 | 2.430 |
平均 | 0.810 |
- 2018年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2018年12月 | 0.709 |
2018年9月 | 0.791 |
2018年6月 | 0.796 |
2018年3月 | 0.799 |
合計 | 3.095 |
平均 | 0.774 |
- 2017年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2017年12月 | 0.776 |
2017年9月 | 0.732 |
2017年6月 | 0.718 |
2017年3月 | 0.723 |
合計 | 2.949 |
平均 | 0.737 |
まとめ:重要なのはもらいっぱなしではなく再投資
ということで、9月のHDVの配当でした。
この配当金を原資に10月頭の下落でそれぞれ買い付けも行っています。こうやって徐々に配当金が増えていくのですから楽しい限りですよ。
参考書籍
過去の株式市場を分析した結果、配当が利益の源泉ということが証明されています。
興味があれば「株式投資の未来」という書籍を読んでみると良いと思います。