はじめに
さて、9月分の配当金が振り込まれたので見ていきたいと思います。9月は米国株式からの配当が沢山入るのでうれしい限りですね。
私の米国高配当投資を担っている「バンガード米国高配当株式ETF(VYM)」からになります。
ちなみに、前回の配当金の状況はこちらです。
www.good-investor.onhydech.com
米国経済の動向
直近では少し大きめの下落があった米国相場です。
理由としては、米国の経済指標が期待値に届かなかったのが原因です。米ADP民間雇用者数や、ISM製造業総合景況指数が共に市場予想を下回ったからですね。この影響で、S&P500指数はここ2ヶ月で最大の下げとなりました。
一方で、米ADP民間雇用者数以後に発表された米国雇用統計は予想よりは手堅い結果となったため、その後S&P500指数は戻りつつあります。ちなみに、この下落時に米国VIの売り注文を出したのは以前の通りです。
※米ADP民間雇用者数は米国雇用統計前に発表されるため、先行指標として利用されます。
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)
VYMという商品の情報に関して再掲しておきます。基本的に大型株へのバリュー投資に近い商品で、高配当銘柄へ投資していくのはご存知の通りです。
FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。
完全法を用いたパッシブ運用です。
ファンドはフルインベストメントを維持します。
大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、重点的に組入れます。
低経費によってトラッキングエラーを最小限に抑えます。
https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VYM_JP.pdf
2019年6月時点の銘柄情報こちらになります。金融セクターが最も大きいのが少し気にしているところですが、私は他の高配当ETFである HDVやSPYD にも投資しており、結果として3種類の高配当ETFを持つことでセクターを分散しています。
米国株のセクターに関してはこちらにも記事でまとめていますので、興味があればどうぞ。
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バンガード米国高配当株式ETF(VYM)の基準価格推移
こちらは、YVMの基準価格の推移です。基本的に、S&P500指数と似た動きです。
毎回、このような小さい下落時に積み立て投資をしています。(特に下落がない場合は、月末に購入しています。)
少しでも取得単価を下げたいからですが、まぁ長期でみれば誤差でもあるかと。
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)の配当
分配金はここ最近では最大ではないでしょうか。1枚あたり 0.78 米ドルになります。分配金の利回りは、3.26 %ですね。充分な高配当銘柄です。
ちなみに、ここ数年間で最大の配当額です。
- 2019年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2019年9月 | 0.786 |
2019年6月 | 0.625 |
2019年3月 | .652 |
合計 | 2.063 |
平均 | 0.688 |
- 2018年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2018年12月 | 0.739 |
2018年9月 | 0.672 |
2018年6月 | 0.630 |
2018年3月 | 0.608 |
合計 | 2.649 |
平均 | 0.662 |
- 2017年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2017年12月 | 0.643 |
2017年9月 | 0.602 |
2017年6月 | 0.596 |
2017年3月 | 0.560 |
合計 | 2.401 |
平均 | 0.600 |
まとめ
ということで、9月のVYMの配当でした。
日々配当金収入が増えているので心の安定に嬉しい限りですね。
参考書籍
過去の株式市場を分析した結果、配当が利益の源泉ということが証明されています。
興味があれば「株式投資の未来」という書籍を読んでみると良いと思います。