はじめに
よく投資をしていると「敗者のゲーム」と言われたりします。このあたりは以下の書籍が有名なのですが、今我々が取り組んでいるものは「勝者のゲームなのか敗者のゲームなのか」を考えるのは非常に重要な要素なのかなと思っています。
この手の話はスポーツでも良く触れられており、サイモン・レイモー博士の「負けないテニス」にも似たような記載がされています。
テニスにおいてプロの試合は、相手が打ち返せない早くて正確なショットを多く決めた方がか勝つ「勝者のゲーム」である。一方で、アマチュアの試合はミスが少なかった方が勝つ「敗者のゲーム」である。
テニスにおいてはアマチュアは、プロみたく素晴らしいショットを打てないので、ミスをした方が得点を失い負けていくことになります。「敗者のゲーム」という書籍でも同じ内容を投資に関して述べています。
要は、ミスをした投資家が負けるということです。
攻めるべきなのか・守るべきなのか
投資を少しでもかじった人は聞いたことがあるとは思いますが、現在の投資手法の最適解は「インデックス投資」と言われています。
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状況に応じて、投資対象をかえるアクティブ投資は長期的に市場に勝てていません。市場を受け入れて、いかに退場をしないで投資に取り組めるか・ミスをしないかが重要ということになります。
株高や景気が過熱感を増してくると、我々はリスク度外視でリターンを求めたくなります。2017年の仮想通貨などはまさにこれだと思います。
誰もが儲かるからやらないといけないと思い参入してきました。本来は損しないように・ミスをしないようにするのが大事なのかもしれませんが、機会損失というそれらしい言葉を使ってどんどん投資(投機)が過熱したところです。
隣の人が儲かっている・稼いでいると、非常にうらやましく見えてやらないといけない!勿体ないとなってすでに過熱したところに参入するのは非常に危険な行為です。
仮想通貨だけでなく、ここしばらく世界的に株高なのでみんなリターン追求思考の人が多いんじゃないかなと。そういう時にこそ自信のポートフォリオを見直すいい機会なのかなと思います。
まとめ:大きな損失をいかに回避するかだよね
個人的には市場に居ることがまずは大事だと思います。投資するための種銭を失うと元も子もないので。
あとは、暴落時にも落ち着いて対応できる余力を持つことですね。下落とは不景気が相場にいれば絶対に来るものですから。それはもう仕方ないと考えましょう。特にインデックス投資をしている方は、市場にすべてをゆだねるわけですからね。
時間があればインデックス投資は報われるわけですから、ゆっくり落ち着いて構えていきましょうよ。