さてさて、3月の配当金報告です。今回はVYMからですね。
ちなみに、前回の配当金の状況はこちらです。(12月忘れていますね...)
米国経済の動向
こちらはコロナショックの影響を受けて経済停滞の影響が出てきていますね。この部分は皆さんご存知の通りなので割愛しておきます。他の記事にも書いていますし、VYM特有のというのもないでしょう。
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)
VYMという商品の情報に関して再掲しておきます。基本的に大型株へのバリュー投資に近い商品で、高配当銘柄へ投資していくのはご存知の通りです。
FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。
完全法を用いたパッシブ運用です。
ファンドはフルインベストメントを維持します。
大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を、重点的に組入れます。
低経費によってトラッキングエラーを最小限に抑えます。
https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VYM_JP.pdf
2020年2月時点の銘柄情報がこちらになります。金融セクターが最も大きいのは従来通りですね。消費財やヘルスケアがその次に続くのは安心感があります。4番手にエネルギーセクターがきていますね。(。´・ω・)ん?
構成銘柄は以下になります。ちなみに、エクソンモービル(OXM)が含まれています。
エクソンモービルが含まれています。(。´・ω・)ん?
とまぁこんな感じで下落は致し方ないところです。
また、米国株のセクターに関してはこちらにも記事でまとめていますので、興味があればどうぞ。
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)の基準価格推移
こちらは、YVMの基準価格の推移です。まぁ、このような動きになりますよね。
私がVYMを買い付け始めたのは2015年ということでその水準近くまで戻ってきました。90ドル越えから60ドルと2/3まで下落しています。ということでほぼ含み益がなくなりつつありますが、5年にわたり配当を受け取っていますし、引き続き積み立てで投資をしています。
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)の配当
価格下落に伴い遂に配当利回りが4.76%程度まで上昇してきましたね。
3月の配当金自体は、1ドルあたり0.5544ドル。直近3年間では最も少ない金額ではありますが、基準価格の下落と比較して配当利回りを押し上げる結果となっています。
- 2020年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2020年12月 | - |
2020年9月 | - |
2020年6月 | - |
2020年3月 | 0.554 |
合計 | 0.554 |
平均 | 0.554 |
利回り(%) | - |
- 2019年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2019年12月 | 0.779 |
2019年9月 | 0.786 |
2019年6月 | 0.625 |
2019年3月 | 0.652 |
合計 | 2.84 |
平均 | 0.710 |
利回り(%) | 3.226 |
- 2018年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2018年12月 | 0.739 |
2018年9月 | 0.672 |
2018年6月 | 0.630 |
2018年3月 | 0.608 |
合計 | 2.649 |
平均 | 0.662 |
利回り(%) | 3.007 |
- 2017年
日付 | 分配金(1株あたり、米ドル) |
---|---|
2017年12月 | 0.643 |
2017年9月 | 0.602 |
2017年6月 | 0.596 |
2017年3月 | 0.560 |
合計 | 2.401 |
平均 | 0.600 |
利回り(%) | 2.723 |
まとめ
ということで、3月のVYMの配当でした。
ここ数年、VYMの配当利回りが上昇していました。4年くらいは少なくとも上昇傾向だったはず。
株式相場の上昇に伴い基準価格も上昇していましたが、負けじと配当金も増えていったということになります。
一方、今回のコロナショックにより基準価格は大きく下げましたが配当金に関してはまだ大きく変化が見られません。(少し減少はしている)
まぁ実態経済への影響がでてくるのは今後でしょうから、6月の配当金水準は要注目でしょう.
参考書籍
過去の株式市場を分析した結果、配当が利益の源泉ということが証明されています。
興味があれば「株式投資の未来」という書籍を読んでみると良いと思います。