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電気・ガス価格激変緩和対策後の新電力ENEOSの電気代がどうだったか

高騰が続く電力価格

今年のはじめに電気料金の記事を書きました。新電力であるエネオス電気を利用しており、最近の電気料金の値上がり状況に関する記事でしたが、現在政府の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」による料金の値引きが行われています。それを踏まえて電気代がどのように変化したかを見てみます。

電気・ガス価格激変緩和対策事業に関して

電気・ガス価格激変緩和対策事業では、我々の電気料金、ガス料金の値引きを実施してくれます。最近の電気・ガス料金の値上がりを受けた対策ということです。我々はとくに手続きを行う必要がなく、電力・ガス会社側で自動で値引きをした金額を請求してくれます。

対象月 1KWhあたりの値引き額 1ヶ月あたりの電気料金への影響額(※1)
2023年2月〜9月分 7円 2,100円
2023年10月分 3.5円(※2) 1,050円

(※1) 電気使用量300kWhの場合の参考値 (※2) 政府の決定により変更の可能性あり

2月から9月までの約半年間は、300kWh利用する家庭であれば2,100円ほど値引きされるということで大きい金額ですね。

2023年1月と2月の電気料金比較(エネオスでんき)

参考に値引きが行われる前後の比較です。

項目 2023年1月 2023年2月
基本料金(円) 1,144 1,144
従量料金(円) 6,933 6,680
にねん とく²割(円) -61 -59
キャンペーン割(円) -572 0
燃料費調整額(円) 3,961 1,781
燃料費調整(kWh) 12.99 6.04
再生可能エネルギー発電促進賦課金(円) 1,052 1,017
請求金額(円) 12,458 10,563
使用量(kWh) 305 295

我が家は300kWh程度の利用ですので、先に記載した値引き幅と同じくらい電気料金が減っていますね。エネオス電気では燃料費調整のkWhあたりの金額を下げることで値引きを行ってくれています。しかし、値引きがなければ燃料費調整は13.04ということでめちゃめちゃ高いですね...

まとめ

以上、電気・ガス価格激変緩和対策事業を踏まえたうえでの新電力の利用料金でした。

そういえば、東京電力を始めとした旧一般電気事業者も上限の撤廃を申請していますが結果が出るまでにはまだ時間がかかりそうですね。政府が厳格かつ丁寧な査定による審査を行うようにと指示しているようです。(岸田総理っぽいセリフだ)