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なんとか準富裕層へ到達。長期目線では高配当米国株式を中心に積立中、中短期ではシストレの売買で資産を積み上げ、長期投資の原資を増やす作戦。仮想通貨もウォッチ中。経済的自由を達成する道半ばを楽しみながら投資に取り組んでいます。ブログ記事は興味があるもの多数につき多岐にわたります。

楽天証券ETFカンファレンス2019に参加してみた感想(第2部編)

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楽天証券ETFカンファレンスの感想

さて、先週末に引き続き楽天証券のイベント「楽天証券 ETFカンファレンス2019」のレポートです。少し時間が空いてしまいましたね。。第一部を紹介した前回の記事はこちらです。

なお、同様にYouTubeにて公開されています。気になる公演がありましたら、実際に見ていただくのが良いかと思います。

プログラム 第二部

堅調なリート相場を探る~ REITに投資する3つのETF ~

三菱UFJ国際投信さんからREITに投資可能なETFのご紹介でした。

日本のリートであるJ-REITの価格上昇は近年目を見張るものがありましたね。加えて、安定的な配当というのは高配当投資家からしたら注目せざるを得ないところです。ただ、ちょっと高すぎるんですよね。。

公演の内容はJ-REITの基礎的な仕組みから入って、ETFの紹介になっていました。

リートの紹介としては以下が挙げられていましたね。

  • J-REITは利益の90%超を投資家へ分配する必要がある。それにより税金を免除される利点がある
  • 不動産への投資を少ない金額から開始することが可能
  • 不動産の中でもセクターがあり、ホテル系や商業施設、オフィスなどの不動産を選んで投資することも可能

そして、紹介されていた商品は以下の3つ。これからリートに関しては勉強したいところです。

  • MAXIS Jリート上場投信:東証リート指数への連動を目指す投信
  • MAXIS 高利回りJリート上場投信:より高利回りが想定される銘柄への投資を目指す投信(ベンチマークは野村高利回りJリート指数)
  • MAXIS Jリート・コア上場投信:東証REIT Core指数への連動を目指す投信

東証REIT Core指数とは東証へ上場されているすべての不動産投資信託のうち、時価総額および売買代金の水準により銘柄を選定する均等荷重型の指数。

                  

ファンドマネージャーが語る!ETF運用実務の舞台裏をご紹介

今回は少し視点が変わりまして、ETFを運用しているファンドマネージャーがどのようなことを考えて仕事をしているかを紹介してくれています。話者は、大和投資信託さんです。

ざっくりポイントを挙げると以下を考えているとのこと。

  • 売買は最小限に
  • 売買を行う際にはコストを最小限に
  • 「指数イベント」を無傷で乗り越える
  • 株式の貸付など、成績にプラスになるものは何でもやる

最初の2点は納得ですよね。我々個人投資家も気にしている部分です。

3つ目の指数イベントというのは独特な要素かもしれません。指数への銘柄を入れ替えると通常組み込まれた側は値上がりして、外された銘柄は下落します。うまくファンドへ組み入れないとパフォーマンスに影響が出そうなのは容易に想像ができます。実際、多くのインデックスファンドが購入するわけですからね。

金価格!40年ぶりの高値!~ 今、あえて金ETFへの投資を考える ~

三菱UFJ信託銀行さんから金ETFの紹介でした。

金といえば、40年ぶりに高値を付けたというのが最近では話題ですね。この背景となる要素には以下が挙げられています。基本的にリスク回避というのは皆さんの想像の通りかと。

  • 米国利下げモードによる米ドル安
  • 米中貿易摩擦による世界景気減速懸念
  • 中東をはじめとする地政学リスクや世界的な不確実性の高まり

紹介されていた商品は、純金信託「金の果実」。しっかりと現物の金を国内に保管しており、いざという時は金現物に交換できるというのが強みです。

私はどうしてもインカムを生まないため投資に対して消極的ですが、万が一を考える人には良いものかと。

ちなみに金だけなく、プラチナ、銀、パラジウムを対象とした商品もあるようです。

「金の果実」シリーズ|三菱UFJ信託銀行 - ホーム

「NEXT NOTES」のラインナップと使い方

お次は野村證券さんからです。楽天証券のイベントに他の証券会社である野村証券が来ていることに少し驚きましたが、野村証券さんも独自のETFを提供しているということで登壇でした。

内容は、「Next Notes」という商品の紹介についてでした。

ETNなら野村のNEXT NOTES | NEXT NOTES ウェブサイト

こちらの商品は、ETFではなくETN(Exchange Traded Note)と呼ばれる商品になります。Noteということで債券という意味なのですが、実態は株式市場に連動しています。

というのもこの債券は実態としては指数連動債と呼ばれており、特定の株価指数、債券指数、商品指数の値動きに連動する債券です。

昔HODL5という仮想通貨のETP商品がリリースされたのですが、この際にETPやETNなどについて少しまとめています。

「Next Notes」は全24銘柄を用意しており、各国の株価指数への投資や、コモディティ商品への投資が可能です。割とブル・ベア2倍というレバレッジを効かせた商品もあるみたいですね。

ETFのしくみを理解して活用しよう!「低コストのしくみ」「ETF取引のしくみ」

日興アセットマネジメントさんからは、ETFが指数に連動する仕組みに関してのお話がありました。

実際にETFが購入される際に、証券会社やマーケットメイカー等とどのようにお金が動くかを説明してくれていました。(文字で書くのは大変なので、気になる方はYoutubeで見れるからそちらで!)

このマーケットメイカーというのがETFでは非常に重要な役割になっており、大きな買いや売りを可能にしてくれているわけです。

そのような仕組みの話を踏まえて、ETF投資に掛かるコスト構造の説明があったのは面白いですね。我々としては信託報酬という形で運営会社にお支払いしていますが、この費用がどのようなものに充てられているかが分かるのは新鮮でしたね。

ETFを活用したポートフォリオ戦略

野村アセットマネジメントさんからは、「Next Funds」の紹介でした。またしても?野村勢です。

こちらは、「Next Funds」ということで、ETF商品の紹介です。国内株式から海外株式、債券、REIT含め59本の銘柄が上場されています。(結構ある!)

公演では、投資目的に合わせて「Next Funds」の商品をうまく利用してほしいという旨の内容でした。彼らは以下3種類の目的別に商品を提供しているとのことです。

  • 長期資産形成
  • インカム取得
  • トレーディング(値上がり益)

実際、何を目的として投資するかは非常に重要ですよね。私はインデックスファンドへの積み立て投資は、長期資産形成ですし、高配当株はインカム取得の目的です。

投資する前に、何を目標とするかを明確にしておきましょう。

そういえば楽天証券では、「Next Funds」のうちレバレッジ型など一部を除いた51銘柄が売買手数料無料(現物・信用共に)で取引が可能みたいです。

www.rakuten-sec.co.jp

『老後2000万円問題』その後…。

最後は書籍でも有名な、山崎元さんの公演です。

書籍では以下のあたりは有名ですよね。

公演の内容は、今後の資産形成にETFをどう利用できるかに関して。公演ではその1つとして、貸株を推奨していましたね。貸すことで貸株料を得られますので、保有コスト(信託報酬)を下げることができるということですね。

また、今年話題になった「2,000万円問題」にも触れています。既に言われている内容ではありますが、報告書自体に致命的な問題はなかったのです。普通にまっとうな内容です。ただ、最大の問題は「自分の環境で計算する方法を示さなかった」部分と指摘してました。確かに、誰もが2,000万円が必要というわけでもないですしね(それ以上に必要な場合もあるけど)。全員に当てはめようとした部分など、事前の説明が不足していたことで一人歩きしたかたちですね。

最後に今後の経済の見通しとして、次に世界経済がダメージを追う際に起爆地点はどこかに触れていました。

前回のリーマンショックはサブプライムローンが起爆材でしたね。今、話者が気にしているのが社債と株式とのこと。近年の株高も踏まえて、企業経営者も自社の株を高くする施策を考えている中、社債発行からの自社株買いが増えているとのことを懸念として挙げていました。

そして、この社債群はまとめて証券化されて売られていく。今は景況感が良いので大丈夫ですが、膨らみすぎて景気後退、逆回転がおきるとどうなるかを気にしているとのこと。

確かに、ニュースでも自社株買いを見る機会が増えた気もします。アベノミクス含め実態以上に株高になっている可能性がある状態から、逆回転が始まると共倒れが発生するかもしれませんね。

まとめ

以上、みっちりと1日のカンファレンスでした。

たまにはこのような場所に足を運んでみるのも良いものですね。刺激にもなりますし。

あと、色々な会社からノベルティ沢山もらえました。ありがとうございます!