ロシア株式を主要指数から除外
今月(2022年3月)上旬、指数算出会社のMSCIとFTSEラッセルがロシア株式を主要指数から除外することを発表したというニュースが出ました。
いやはや、まさかこのような時代がやってこようとは思いもよりませんでした。投資の鉄則「卵は一つのカゴに盛るな」という有名な言葉がありますが、本当に予測できないことが起きます。
なにせロシアの株価指数が1日で50%も下落した日があったわけです。個別株ではなく1つの国の株価指数なわけですから驚愕です。怖すぎます。
米国株式への集中投資に関してどう考えるのか
このようなことがおきると、改めて世界分散投資の重要性を考えなければならないという気もしてきます。元々、日本株への投資は限定的です。金融資産の多くを米国株式市場にベットしています。さて、これに対して今後どう考えればよいのでしょうかね。。
長らく資本主義経済をけん引してきたのは米国です。米国が世界の中心であり、経済の中心であるということは現時点で疑う余地はないのですが、いつかの時が来るかもしれません。
とはいえ、全世界株式商品(例えば、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス)によれば、指数の60%近くが米国です。基本的に大部分を米国経済にベットするのは変わりませんね。まぁ重要なのは時価総額の変化に従いリバランスがされることですけど。
また、先進国で88%を占めているようですね。ちなみに、ロシア株は0.1%にも満たないようです。除外されたとしても影響は軽微なのでしょうね。
現時点では米国のS&P500への積み立てを続けていこうかなと
はい。上記が現状の結論です。すみません。これはちょっと理由がありまして。
- 私の企業型確定拠出年金の海外株式ファンドが全世界株式へ連動する
- やっぱり米国が世界経済の中心なんじゃないかなぁという思い
はい。すみません。お前、全世界株式持っているじゃんていう話ですよね。そうなんです。私の確定拠出年金では選択肢があまりないため、全世界株式になるんです。ということもあり、個人的には、自分で積み立てる・投資する部分には米国株式へのベットを強めていきたいと思っています。
まとめ
現状は米国株式への投資比率を上げていく予定です。(一定割合は全世界株式も持っているわけですし)
ですが、今回本当に何がおきるかわからないんだということを再認識しました。投資において絶対はないですね。1国というと、それなりに分散投資されていると思っていたのですが、これでも不十分になることがあるのかということを改めて感じました。