グドイベ!投資や資産形成を中心にライフハックを目指すブログ

グドイベ!(Good Investor!Good Event!)なんとか準富裕層へ到達。長期目線では米国株式を中心にインデックスを積立中、中短期ではシストレの売買で資産を積み上げ、長期投資の原資を増やす作戦。仮想通貨もウォッチ中。経済的自由を達成する道半ばを楽しみながら投資に取り組んでいます。ブログ記事は興味があるもの多数につき多岐にわたります。

「仮想通貨で勝つすごい指針」を読了

はじめに

皆さんこんにちは。久しぶりの書籍紹介です。今回ですが、仮想通貨界隈で有名な指針さんの書籍「仮想通貨で勝つすごい指針」が発売されたということで早速読んでみました。

著者のTwitterアカウントはこちらですね。
twitter.com

そして発売された書籍はこちらです。

書籍の内容

目次

書籍の目次は以下のようになっています。

  • 序章:超ハイクラス層だけが知っている「給料の壁」を超える方法
  • 指針1:仮想通貨はファンダメンタルとテクニカルで稼げ!
  • 指針2:ファンダメンタル分析でブレない投資をする!
  • 指針3:テクニカル分析を制するものは仮想通貨を制する
  • 指針4:指針オリジナル仮想通貨「ロードマップ」好評
  • 指針5:「億り人」の資産管理
  • おまけ:著者の保有銘柄大公開

書籍を通して感じたことは非常に初心者向けの書籍になっているということです。投資を長くやられている方にとっては知っている内容も多いかと思いますが、仮想通貨で初めて投資(投機?)の世界に入った人も多いでしょう。そう考えると書籍のターゲットとしては間違っていないと思いますし、非常にわかりやすい内容と感じます。

以降で各章(指針)別に簡単に内容と感想を述べていきます。

序章:超ハイクラス層だけが知っている「給料の壁」を超える方法

これは少しでも投資を考えていた人、実施していた人はご存知かと思います。給与収入では一定以上の資産を気付くことはできません。今のままサラリーマンを続けて貯金だけでいくら貯まるか考えてみればわかるかと思います。その壁を超えるためには投資が必要という話ですね。

このあたりは投資をはじめる必要があると考える第一歩かなと思います。初心者の方は読んでおくと良いでしょう。

指針1~指針3:テクニカル分析とファンダメンタル分析

この章が書籍のメイントピックになります。仮想通貨を行う上でファンダメンタル分析とテクニカル分析両方の必要性を説いています。この部分は、仮想通貨に限らず投資全般に言えることかと思います。投資において時間軸を考えるのは非常に大事です。数年を考える長期投資なのか、数か月を考える中期か、数日の短期間の投資なのか。これにより考えるべき事柄が変わります。(人によっては、短期間は数分から数時間という人もいると思います。)

ファンダメンタルはその業界の動向や、銘柄の展望やニュースといった材料をもとに将来の値段を予想していきます。よって、比較的長期的な目線に立ちますね。一方、テクニカル分析はチャートの動きから次の値動きを予想していきます。比較的短期よりの売買での指標に利用されることになります。ファンダメンタル分析で大まかな流れを把握して、細かい値動きをテクニカル分析で見ていくというのが一般的です。

書籍でも上記のような部分を中心に触れており、2つの手法を利用して仮想通貨の投資を進める指針を述べています。特に、仮想通貨特有の考慮すべき点が述べられているのも本書の特徴です。

また、本章では仮想通貨の情報収集術が紹介されています。ウォッチしておくべきニュースサイトや、フォローするべき業界内のTwitterアカウントなどが紹介されていますので、参考にしてみるのは良いかと思います。

あと、この章で良いなと思う内容として「対象銘柄のターゲット市場の大きさと、投資銘柄の時価総額を考える」という部分があります。著者はとある通貨を売却する際にこの考え方を利用したようです。要は、投資している銘柄の時価総額(価格 x 発行枚数)が、その銘柄が利用される市場規模と比較してどうなっているか、という話です。例えば、明らかに使い道が無いケースや利用できる規模が小さいのにもかかわらず、時価総額が大きくなった場合は"高すぎる"という判断ができるわけです。

基本的な考えですが、値ごろ感やなんとなくで売買している方も結構いるかと思いますので、この手の考え方を学ぶにはいい機会かなと思いました。

指針4:指針オリジナル仮想通貨「ロードマップ」好評

この章は、指針さんが考える今後の仮想通貨市場に関しての展望が述べられています。この章も書籍のメイントピックでしょう。

指針さんは、ドットコムバブルのその後の世界をイメージしているみたいですね。私も同感です。ドットコムバブルでは全てのIT企業の株価が上がりました。仮想通貨では2017年の年末にすべての仮想通貨が値上がりしたというのと同義です。その後、ドットコムバブルは弾けましたが、GoogleやAmazonなど真の価値を持つ企業はバブルを超えて成長していきました。仮想通貨でも同じように選別の時期に入るであろうということです。

そして、その流れがくるための条件も書籍では語られていました。

指針5:「億り人」の資産管理

今後、どのような考えで仮想通貨に投資をして、銘柄を保有していくかという考え方が記載されています。今までの書籍の流れ、知見を総合しての考えがまとめられていました。

おまけ:著者の保有銘柄大公開

最後に袋とじで、指針さんの保有銘柄が紹介されていました。折角ですので興味ある方は書籍を見てみてください。私の保有銘柄もありました(笑)。

まとめ

というわけで、今回は書籍の紹介でした。仮想通貨から投資を始めた初心者の方、仮想通貨の最近の動向や状況を踏まえて今後の展望を知りたい方にお勧めできる書籍かと思います。