はじめに
皆さんこんにちは。本日は「株価指数証拠金取引への参入を検討」第2弾です。今回は取り扱われている指数の内、日経225を取り上げようと思います。
ちなみに、前回の記事はこちらです。
日経225証拠金取引について
そもそも日経225とは
日経平均株価と呼ばれるものが日経225となります。日本の株式市場の状態を示す代表的な株価指標です。225という数字ですが、東京証券取引所の第一部(東証一部)に上場している銘柄の内、225銘柄が選抜されその株価から算出された指標になります。ちなみに、日経平均株価は日本経済新聞社が定義した指標です。225の選抜された銘柄からなる指数ということで、日経平均株価(日経225)を抑えれば日本株の動向を追うことが可能ということになります。
参考までに上記が直近5年(2013年~2018年)の日経平均株価の推移です。アベノミクス相場により上昇傾向なのが分かるかと思います。
日経225証拠金取引
さて、日経225(日経平均株価)の意味が分かったところで日経225証拠金取引のルールを見ていきたいと思います。
日経平均225 | |
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取引単位 | 日経225×100倍 |
金利相当額 | 清算価格×100×円金利×日数/365 ※買い手:支払い/売り手:受け取り |
配当相当額 | 買い手:受け取り/売り手:支払い(配当落ちの都度) |
決済方法 | 差金決済 |
上記に、日経平均225証拠金取引のデータをまとめておきました。
まず取引単位ですが日経平均株価指数の100倍となります。そのため1枚買うことは200万円相当に当たります。勿論、証拠金取引ですのでレバレッジを利かせることでより少ない証拠金で取引を開始することができます。
取引に当たって必要となる証拠金の基準額はくりっく365のHPに掲載されています。週一度見直されますが、2018/12/15時点では、76,000円になっていますね。76,000円あれば、210万相当(日経平均21,000円 x 100)の取引が可能となるため、レバレッジは約25倍程度まで利かせることができるということですね。
証拠金基準額|くりっく株365ご利用のお客様へ|くりっく株365公式ホームページ
また日経225証拠金取引では配当を受けることができます。実際に株を保有していると配当がもらえると思いますがそのイメージで良いです。日経平均株価指数の大本は、東京証券取引所に上場している225個の株式銘柄ですからね。逆に売り手側の場合は、配当分を支払う必要が出てきます。
一方で、金利の支払い(受け取り)も発生します。支払い側は買い手になるのですが、この金利は株価指数を構成する銘柄を保有するための資金調達のコストを意味しています。証拠金を担保にお金を借り入れしているということですね。現状、日本はゼロ金利政策を進めているため超低金利です。あまり問題になることはないでしょう。
まとめ
はい。本日は以上です。株価指数証拠金取引参入検討の第二弾で、日経225証拠金取引の内容を確認してみました。