はじめに
シストレで新しいトレード手法の分析・検討をする際にTradingViewをよく利用しているのですが、ストラテジーのトレード一覧をエクセルかとで分析したいなぁと思うことがたまにあります。
他にもTradingViewは便利なのですが、Web画面上でしか操作ができずプログラムで自動化したいなぁとか思う時がたまにあります。例えば、ストラテジーで利用するパラメータの検証などは、パラメータを変更しながら何度も試してみるのは少しおっくうです。
しかし、同じことを考える人がいるものでしてネットにはこれを解決してくれる記事がありましたので備忘もかねてまとめておきます。
ストラテジーテスターのトレード一覧をダウンロードしたい
残念ながらTradingViewがダウンロード機能を提供してくれていないため、画面上の値をスクレイピングするしか取得する方法はありません。
自前で書こうかなと思いましたが、こちらの方が実装してくれていました。
JavaScriptをブックマークしておき利用する方法ですね。実際に利用して見ましたがしっかり取得できましたし私としては十分です。実装する手間が省けて助かっています。
【TradingView】バックテストレポートをcsvでダウンロードしたい!|自宅のミサワ|note
この先はエクセル技巧の世界です(笑)。
パラメータを変更しながら自動でストラテジーテスターを実行したい
こちらも既に実施してくれている方がいます。同じくTradingViewはWeb画面での操作しかUIがないため、画面テスト等で利用するソフトウェア「selenium」を利用するくらいかなぁと思ったら実際にやってくれている人が!
TradingViewバックテストを自動化する|ねくすこ|note
TradingViewのストラテジーやインジケーターは利用時にパラメータの入力値を求めるようにすることもできるため、その機能を利用してパラメータを変えながらストラテジーを実行してくれるかたちです。
最後にレポートがCSVで出力されているため、その内容を確認して最適なパラメータを選ぶことになります。
まとめ
TradingViewはトレードの分析に加えてバックテストもでき非常に便利ですが、自前のプログラムではないのでこのような細かい思考錯誤の自動化などがやり難いところでした。
多少強引ですが、これらの方法を利用することでよりバックテストをしっかりとできるようになるかと思います。
昔は、最後はPythonプログラムで書き直してパラメータ探索をしていましたからね。。