Good Investor

現在準富裕層。高配当米国株への長期投資、為替・仮想通貨のシストレがメイン手法。経済的自由を達成する道半ばを楽しみながら投資に取り組んでいます。

システムトレード(シストレ)の道具箱 Part2 ~資金管理と破産確率~

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システムトレード(シストレ)の道具箱

はじめに

皆さん、こんにちは。今回は「システムトレードの道具箱」シリーズです。

シリーズの始まりとなった記事はこちらです。

www.good-investor.onhydech.com


前回は非常に重要なトレードエッジ・期待値の話をしました。前回の記事はこちらです。

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そして、今回はリスクのコントロールに関する内容です。資金管理によりリスクコントロールをしっかり実施することで、破産する確率を制御することが可能になるからです。素晴らしい手法(エッジのあるトレードルール)を持っていても、リスクを管理せずにトレードをはじめてしまうと遅かれ早かれ破産することになります。この部分に関して学んでいきましょう。

資金管理が重要な理由

さて、トレードをする上で一番大事なことは何でしょうか。もう少し正確に書くのであれば、「トレードで勝つために一番大事なことはなんでしょうか?」ですね。

それは破産しないことです。

資本主義社会では資本を持っている人が圧倒的に強い立場になります。これは当然、投資活動やトレードでもそうです。

投資をおこなうということは元手となる資金が必ず必要になります。資金がなければこの世界で活動をすることができません。そう考えると「利益を上げること」これも当然重要ではあるのですが、自分の資金をいかに守るかがまずは重要になってきます。

そして、もう一つ資金管理が重要な理由があります。これは前回の記事でも触れたトレードエッジと期待値につながる話です。

どんなに素晴らしい手法でも100%勝てるわけではありません。一定のマイナスを抱えることがあります。例えばとある手法の勝率が80%だとしましょう。非常に素晴らしい手法かもしれませんが、場合によっては2,3回と連続で負けることもあるわけです。

これはサイコロの各目が短期的には1/6の確立にならないことと同じです。一定の回数をこなせれば理論的な確率に収束しますが、試行回数が少ない内は結構ばらつくものです。

上記を踏まえると、いくら確率が高い手法だからといって自分の資金の大部分を1トレードにかけることの危険性が分かると思います。複数回トレードを試行することができないのであれば、想定している期待値を得ることができないのです。

よって資金管理というのは

自身のトレード資金を守るための手法であり、期待値を得るため十分なトレード試行を行えるように1トレードのリスクを管理する

こういうものだと、私は理解しています。

破産する確率を考えてみる

さて資金管理が大切な理由が分かったことで少し具体的な数字をみてイメージを膨らませましょう。

前回の記事で扱った、勝率とリスクリワード比率があれば破産する確率を計算することができます。

今回は、資金100万円、勝率80%のケースで考えていきましょう。

本ケースの場合で、1度に100万円の全資金を賭けた場合どうなるでしょうか。勝率が80%ですので20%の確立で資金がなくなり破産ですね。

では、一度に1万円を賭けた場合はどうでしょうか。詳細の計算は省くとしてこの場合の破産確率は0%となります。計算は省きましたが、直感的にも全資産を失う可能性が非常に低いのがわかると思います。勝率が80%で一度に賭ける資産は1%です。100回はトレードの施行をすることができますよね。

バルサラの破産確率

さて、本記事で扱っている破産確率ですが一般的には「バルサラの破産確率」として知られています。

この数式を利用するとそのトレードを続ける場合、将来どれくらいの確率で破産するかを知ることができます。計算に必要な項目は、一度のトレードで利用する資金の割合、勝率、リスクリワード(RR)比率です。RR比率はプロフィットファクターやペイオフレシオとも言われます。

このバルサラの破産確立ですが、ネット上には簡単に計算することができるサイトがありますのでぜひ利用してみましょう。

fx-square.com

今回は、バルサラの破産確立を簡単に調べることができるように表にまとめました。これらのツールを利用することで、自身のトレードや資金管理の戦略がどの程度危険な状態かを把握することが可能になります。

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まとめ

今日はここまでとしましょう。

Part2ということで、資金管理と破産確率を扱いました。この内容を見ると、FXなどでハイレバレッジでの取引がどれほど危険かが分かるのではないかと思います。また、FXで破産している人はこの資金管理ができていないということになります。

繰り返しますがトレードに絶対はありません。ですから、1つ1つのトレードのリスクをしっかり管理していく必要があるということです。

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