はじめに
30代にもなったこともあり、今まで以上に将来のことを考える機会が増えてきました。
20代の頃から資産運用の必要性は強く感じて、学生のころに勉強を開始、社会人になってからも本業に支障がない範囲+ある程度お金の余裕がでてきたタイミングで大きく投資へ資金を充てています。
今では、毎月かなりの金額を投資へ充てています(笑)。
将来的に貯蓄・資産形成が必要だと認識できたタイミングがチャンスだと思うので、気になった方は少しづつで良いので始めるのが良いのかなと。
以前の記事でも、私がなぜ資産形成をする必要があるかに関して記載していますので参考にしてみてください。
今回は、私が取り組む高配当株式への投資でどのように資産を築いていくつもりか、そのプランをまとめておきます。
以下の記事にもありますが、高配当株式への投資もしつつ、インデックス投資もあわせて実施中です。
なぜ高配当株式を選んだか
これはとある書籍の影響が大きいからです。
資産運用系のブログを見ている方、本ブログの他の記事を見た方はすでに知っている方も多いかと思いますが、名著「株式投資の未来」がきっかけになっています。
いつものように、本書籍から私がポイントと思っている一節を抜き出すとこちらです。「第9章 第3部 株主価値の源泉」からですが、細かい内容はぜひ実際に書籍を手に取ってみていただきたく。
株式の累積リターンの97%は配当再投資が生み出してきた。値上がり益が生み出した部分は3%にすぎない。
株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす /日経BP社/ジェレミ-・J.シ-ゲル
この書籍で言われるように過去のデータを見る限り、配当で得た資金を再投資することで大きなリターンを得ることができます。
この話をするとインデックス投資でも良いのではと思うかもしれません。実際私もインデックスへの長期積み立て投資は行っていますが、高配当株の良い点は目に見える形で入金がある点です。インデックス投資大絶賛が最近の流れだと思いますが、インデックス投資はマジでヒマですからね。
市場の成長に依存する以上効果が出るまで年単位で時間がかかります。そこまでは含み損が出てもひたすら耐えるのみです。長期インデックス投資をはじめる際に、心しておくべきことに関しては以下の記事でちょうどまとめています。
高配当株式であれば、定期的に入金を確認することできる点、再投資先を選ぶ際の自由さがある点がインデックス投資と異なり、自分で投資をやっている感じがあります。(以外と大事。待つだけの投資が良いかと思いきや、人間意外とつらいのよ。待つだけというのは。)
私の高配当株投資のプラン
では、私の高配当株投資のプラン紹介です。
これはインデックス投資にも通じるのですが、投資をする以上元本の大きさが極めて重要です。なので、日々の入金力(毎月投資に充てられる資金)を最大化する努力は別途しましょう。節約が資産形成には必要不可欠です。
その元本を増やしつつ、途中で配当を受け続けそれを再投資、これによりだんだんと元本が増えるスピードが上がっていくわけです。いわゆる複利効果ですね。
で、実際に私は以下のプランを実行する場合はどうなるか、今後10年ほどを見てみます。途中お金が入り用になることはあるかもしれませんが、おおむねこのペースを考えています。
- 表中の「合計投資可能金額」はその年の「入金額」と「見込み配当金額」の合計値
- 毎年の給与収入から460万円を高配当投資へ充てる。(表中の「入金額」に相当)
- 年々投資資金が積まれていくため、配当金が増えていく。(「見込み配当金」が、「累積投資額」から得られると想定している配当。この計算では7%。)
経過年 | 入金額(万円) | 見込み配当金(万円) | 合計投資可能金額(万円) | 累積投資額(万円) |
---|---|---|---|---|
1年目 | 460 | 20 | 480 | 480 |
2年目 | 460 | 33 | 493 | 973 |
3年目 | 460 | 68 | 528 | 1501 |
4年目 | 460 | 105 | 565 | 2066 |
5年目 | 460 | 144 | 604 | 2671 |
6年目 | 460 | 187 | 647 | 3318 |
7年目 | 460 | 232 | 692 | 4010 |
8年目 | 460 | 280 | 740 | 4751 |
9年目 | 460 | 332 | 792 | 5544 |
10年目 | 460 | 388 | 848 | 6392 |
11年目 | 460 | 447 | 907 | 7299 |
12年目 | 460 | 510 | 970 | 8270 |
13年目 | 460 | 578 | 1038 | 9309 |
この計算を行うと13年で9000万円を超えます。14年目には1億に達します。
勿論この計算に違和感を持つ人もいるかと思います。
「入金額がそんなに確保できない」という方は収入を上げる努力をする必要があります。
「配当が7%などありえない」という方もいるかと。まぁ実際日本株だとJTくらいでしょうか。。私はCFDなどでレバレッジを少しかけることで配当利回りを少しブーストしています。
色々と意見があるかもしれませんが、実現できれば10年足らずで億万長者になれる可能性があるわけです。私は今すぐにでも上記表の条件を満たせるように考えて行動しますけどね。
まとめ
今回は、私の投資プランの1つである「高配当株式投資」に関してでした。
インデックス投資との違いは以下の通りです。
- 配当金が収入にあたるため税金がかかる。よってインデックス投資に比べると理論的に不利な面がある
- インデックス投資と違い定期的なキャッシュフローが生まれるため精神的に安心できる
それぞれメリットデメリットがあるため、向いている方を選択するで良いと思います。
ただ、「高配当株式投資」も「インデックス投資」にも共通する点は「投資資金を捻出する入金力が肝」になるということですね。