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グドイベ!(Good Investor!Good Event!)なんとか準富裕層へ到達。長期目線では米国株式を中心にインデックスを積立中、中短期ではシストレの売買で資産を積み上げ、長期投資の原資を増やす作戦。仮想通貨もウォッチ中。経済的自由を達成する道半ばを楽しみながら投資に取り組んでいます。ブログ記事は興味があるもの多数につき多岐にわたります。

バンガード創業者、インデックスファンドの生みの親、ジョン・C・ボーグルの名言を振り返る

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Vanguard創業者の言葉から投資哲学を学ぶ

今年、2019年1月16日に資産運用会社バンガードの創業者である、ジョン・C・ボーグル氏がお亡くなりになりました。

アメリカの投資界において、インデックスファンドの確固たる地位を気付いた素晴らしい功績を残した方です。

今回はそんなジョン・C・ボーグル氏の名言を振り返り、学んでみたいと思います。

分散投資のススメに関する言葉

ボーグル氏は分散投資を強く推奨していました。その際の言葉がこちら。

干し草の山の中から1本の針を見つけ出そうとするな。干し草の山自体を変え。

株式市場において常に市場に勝ち続けることが難しいということは、近年様々なところで説明がされている通りです。プロでも難しい(不可能)ことをやろうとしてはいけない、市場全体にベットして恩恵を受けるべきということをかなり前から述べていたのですね。

その思想はバンガードが提供する商品にも色濃く表れていると思います。市場全体を示すインデックスに投資するコストに優れたETFを数多く提供してくれていますね。

投資手法に関して

長期に渡って株式市場を幅広く保有することは勝者のゲームだ。一方、株式市場を上回ろうとすることは敗者のゲーム。これは常識である。

こちらも先の言葉と非常に関連する内容ですね。少し説明してしまいましたが、この「安定的に市場に勝てるはずがない」というのが基本的な考えの指針となっています。

なぜみんながアクティブ投資に走るのか、長期投資に関する言葉

時間は友だ。衝動は敵だ。

長期投資は時間を味方に付けることで複利効果を最大限享受できる。しかし、それには忍耐力と規律が必要となることを述べています。

多くの方が規律に従うことができず(待つことができる)アクティブ投資に手をだす。より早く儲けようとしてですね。

しかし、アクティブ投資において「常に勝つことができるファンドマネージャーはいない」というのが歴史上証明されており、結果静かに待つことができた人に勝てないということです。

待つというのが簡単に見えて、難しいんですよねぇ。。

まとめ:時代の先を見据えた運用手法を提案した素晴らしい方

上記のような内容は、今でこそ皆さんの投資リテラシーが上昇したため普通だよねと思う方もいるかもしれません。

しかし、彼は1975年にバンガードの営業を始めた当初からこのようなことを示唆しており、時代を大きく先取りしていたわけです。

彼の功績により、現在我々は多種多様なマーケットに対して、低コストで市場への投資が行えているわけですね。

ということで最後もボーグル氏の言葉から。規律の大切さに関してです。

とにかく株式市場を全部買え。一旦株を買ったら、株式市場というカジノからは離れて、そのまま放っておきなさい。市場全体が入っているポートフォリオを永遠に持てば良い。インデックスファンドの役目はまさにそれだ。この投資哲学はシンプルで洗練もされている上に、ベースとなる数式は否定のしようがない。しかし、この規律を守ることは簡単ではない。