はじめに
皆さん、こんにちは。最近なのですが税金の書籍を読んでいます。
こんな私ですが、なんとか資産も増えてきたこともあり税金に関する知識を増やしたいというのがモチベーションです。
今まであまり考えたこともなかったのですが、改めて勉強してみると色々と為になります。
そんな中、この書籍のとあるグラフが気になったので記事にしてみました。
税金って色々な種類があるよね
皆さん、税金というと何を思い浮かべます?
消費税などは普段の生活で意識することも多いですよね。働いている方は所得税でかなり引かれますよね。他にも住民税や、法人税、相続税などたくさんあります。もうたくさんです。
いやーこんなに色々なところから税金を取られるのはつらいですね。
国の税収の割合
そんなたくさんの税金があるわけですが、財務省が税収の内訳を公表しています。
私はこのグラフを見て驚きました。こんなに多くの税金があるのにその過半数が所得課税によるものだったからです。(うち、20%は法人税なので個人の所得に関する税は30%程度)
なぜ所得課税なのか?
税金を確実に徴収できる制度「源泉徴収」の存在
所得税はサラリーマンの場合は源泉徴収により会社が個人に代わって納付しています。
よって我々は面倒な手続き等をする必要がなくなっているわけですが、国からすれば確実に徴収ができる素晴らしい制度ですね。「確実に取れるところから確実に取る」基本ですね(笑)
特に日本はサラリーマンが多いですから、この制度は多大な効果を発揮します。
高税率
前述したように確実に徴収できる所得税。この所得税が累進課税によって税率が上がっていくのはご存じの通り。
年収(万円) | 税率(%) |
---|---|
195以下 | 5 |
195超え、330以下 | 10 |
330超え、695以下 | 20 |
695超え、900以下 | 23 |
900超え、1,800以下 | 33 |
1,800超え、4,000以下 | 40 |
4,000超え | 45 |
うん。高いね。ある程度稼いでいる人は20~30%は税金で取られているということですね。
この頑張って出世したりスキルを上げて給料を増やしも、税金が増えるから手取りが増えた感じがしないというのはこの税率が高いからですね。(控除とかもあるんだけどね。)
なんにせよ悲しい限り。
株式の利益に関する税金は20%
一方で、株式利益に関しては一律20%になります。
頑張って所得を増やしたら合わせて税金も増える、それが累進課税の仕組みでした。
一方で株式に関しては同じ税率です。
大和証券さんのサイトに税率早見表があり非常に便利です。せっかくなら見てみてください。
もし同じ利益を稼げるなら税率が低い方が良いですよね。
改めて、資産を築いていくには株などの金融資産を作り、その資産からの利益を得る必要があると強く感じた次第です。
まとめ
はい、今日は税金、とりわけ所得課税に関して着目しました。
この手の話はよく言われる話だとは思いますが、それを踏まえて対策や行動を起こしている人は少ないと思います。
この結果を踏まえてどう動いているか、行動を起こすのが大事だと思いますよ。